柔よく剛を制す
2018年05月25日
スポーツプラス健康コラム
柔よく剛を制す
超2011年米国ツアーと欧州ツアーの同時賞金王という前代未聞の偉業を英国人のルーク・ドナルドが達成し、 世界ランキング1位になりました。 身長190cmを超え、ドライバーで400ヤード飛ばすような怪物がひしめく米国ツアーで、 最も賞金を稼いだのが175cm 73kgでプロ入り10年目の33歳でした。 ドライバーの平均飛距離は280Yでツアー140位ですから、むしろ飛ばない方で、 身長は日本人の平均より少し高いくらいのゴルファーが世界の頂点を極めたのは驚きの一言に尽きます。 圧倒的な飛距離より、正確な技術の方が重要であるという事実を、 ゴルフ発祥の地からパワーゴルフの戦場に教えに行ったようにも思えます。 タイガーウッズやバッバワトソンよりむしろ、 ルークドナルドが日本人ゴルファーのお手本になるのではないでしょうか。 プロもアマチュアも、多くのゴルファーが、首や腰や手首を痛めています。 関節に負担の少ないそのコンパクトなスイングも見習うべき点であると思います。
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