運動と精神の関係

2018年05月25日 介護予防

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運動と、心理・精神面2

運動は、どうして精神面などの改善に役立つのでしょうか。
運動をすると、爽快感や達成感などを得ることができますし、
身体を動かすことは脳にとって大変良い刺激になっているのでしょう。
運動をすることにより、気分の良くなった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
運動には、それ以上にストレス反応に対しての効果もあるようです。
ストレスの原因となるものをストレッサーと呼びますが、ストレッサーをうけると、
身体的、精神的なストレス反応を起こします。脈が上がる、手に汗をかく、緊張する、
つらいと感じるなどの反応です。いずれも心身に対して、
ある種の警戒態勢を取らせるものであるという解釈をすることもできます。
ストレス反応の生じること自体は悪いことばかりではありません。
例えば、蛇などが出てきたときに怖いと思ったり、警戒態勢をとれたりしないでいると、
噛みつかれてしまい命を落としてしまうこともあります。
そのような時に警戒態勢をとれた人たちが生き残り、今の我々がいるのだと思います。
ずっと警戒態勢を取り続けることは負担となりますので、ストレスを軽減しようとして色々な行動をとることがあります。
運動をして気分転換をするというのも、その1つです。運動をすると、
βエンドルフィンなどの「内因性オピオイド」といわれる物質が脳内に分泌されるそうです(1)。
内因性オピオイドは、不安感や緊張感の減少、多幸感、痛みの軽減などの変化をもたらすといわれており、
ストレス症状の改善のメカニズムの1つである可能性があります。

(1) Heitkamp HC, Schulz H, Rocker K, Dickhuth HH. (1998)
Endurance training in females: changes in beta-endorphin and ACTH.
International Journal Sports Medicine 19(4):260-4.



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